不安編 II

思春期や更年期には身体的な変化・全身を支配しているホルモンや自律神経系に変化が起きやすく、その影響から漠然とした不安を感じることも 少なくありません。
そして自分が感じている不安を自分にも他人にもうまく説明できないことで、さらに動揺が強まり、それがまた新たな不安につながっていくという「感情面での負の連鎖」に陥りやすくなります。
そして不安に付随して起きやすくなるのが 冷静さの消失やまとまらない思考の実感、そして さらに動機、息切れ、めまい、疲労感、不眠、肩や腰のこりや頭痛、腹痛といった身体的な痛みなどの身体的な症状をともなうこともあります。
不安編-Ⅲでは 脳の不安回路について 紹介していきたいと思います。