不安編 Ⅷ

不安の病とは神経症のこと、ということをおつたえしてきましたが、神経症の特徴として
健康者の場合は「新しい上司はどんな人なんだろう」とか「彼氏の母親に初めて会うけど不安だぁ」といった緊張をともなう心の揺れであり、本人も自分の不安の原因を理解しているものですが…
神経症を発症している人の不安は、これといった理由・背景がなく、また小さな事柄があったとしてもそれが急に大きな問題のように感じてしまうため、元々は何が不安なのかを説明できないケースがほとんどです。(器質的要因⇔神経伝達物質のバランスが崩れることで生じる不安というわけです)
では、ここからは神経症を大きく分けて紹介していきます。
○不安神経症・・・突然の発作や不安の持続がみられます
○強迫神経症・・・不安を取り除こうと同じ行為や作業を繰り返してしまいます
○心気症・・・・・自分を病気ではないかと色々と疑っていまいます
○心身症・・・・・身体の疾患症状をともないます
まだまだあるたくさんの種類や症状については 次回以降で紹介してきますね。