不安編 III

これまでも “Serotonin”(セロトニン)の調節で、ヒトの気分というのはいかようにも変わりますよ♬という方向からの話題を紹介してきましたが…
今回は「不安と脳」という一連のお話しの中でも「Serotoninと不安回路」についてまとめています。
Serotoninの神経細胞が集まっているのは「縫線核」とい部位になります。
*縫線核・・・情動の中枢である扁桃体をはじめ 自律神経・内分泌機能を持つ視床下部さらに中脳の一部に連絡している脳幹という部位にあります。
注:脳幹には 中脳、橋、延髄が含まれています
このSerotonin神経の活動が活発になると 不安は解消し安心感は増していきます。
いっぽうSerotonin神経の活動が低下すると 不安は増し不安感はどんどん強くなってしまいます。
シナプス間を行き来する神経伝達物質、その中でもSerotoninの量を一定保つためにはなにが大切なのでしょうか?
ー 不安編-Ⅳにつづきます ー