脳がわかれば やさしくなれる その4

 それからのカウンセリングは ☆☆さん ご自身の自分理解2割 自分のトリセツづくり5割今後の進路のこと3割くらいで 進めていきました

 ご自分理解は 1回目のカウンセリングのときに 脳の機能バランスについて おおかた説明していたので あとは 脳の機能局在図を参考にしつつ 機能的バランスという視点 プラス 器質的バランスについて 解説していきました
 ここからの彼女は 初来談時とは 別人のように変わっていきました
 もちろん 良い方向にです
「わたしって だから 〇〇なんだぁ~」とか 「それって 他の人たちには どんな感じで見えてるんですかぁ~」とか 「だったら 満員電車とかも 苦手なのかもしれないですね」とか です

 私が 彼女は ほぼ完全に しかも 適切に理解したなっ と 感じたのは
 「東京に行ったとき 大きな駅(駅名は忘れたらしい)で 気持ち悪くならなかったのは なぜなんですか?」という質問をしてきたときでした

「それは 全員 知らない人で しかも 全員が 自分の向かうべき方向に 黙々と歩きながら 通り過ぎてただけで きっと☆☆さんも 自分の行きたい方角を探すのに一生懸命で 周囲の人の存在が いろんな意味で気にならなかったからだと思うけど 違った?」と私は返したのですが そのときの彼女の返答が それを物語っていました

「そうか 確かにそうかもしれないです。わたしは 知らない人しかいないところでは 変な緊張(心的軋轢のこと)には襲われません。 変な緊張感が 襲ってくるのは
決まって 少し知ってる人や まだ知らないけど これから付き合っていかないといけない人たちに囲まれたときだったです。これからはこの人達と一緒なの?ってことが いっぺんに 頭に浮かんできてしまって そこから こんなに居るの?って考えが浮かんで あとは どんどん苦しくなっていった気がする。みんなにはどうもないことが 私には とてもきつい状況になったのは 私の感覚の受信の仕方にあったのかぁ~」でした

 こんなに 自己分析がスムーズにできる彼女に感動しながらも この高い受信力が 彼女を苦しめてるんだよな~って思いながらも この深い理解力のおかげで 次の段階へと カウンセリングを進めていくことができました
 それは 強い緊張 や 強い不安を生み出す 脳のメカニズム(器質的な特性)についてです

・・・つづく・・・

いいわけ文
「その1」に比べ その2以降は 文章が短すぎるぞ♪ というお叱りのメールが届きました
それは 決して 小分けにしてアップしてるわけではなく カウンセリングの合間、合間に書いているので 切りのいいところで ・・・つづく・・・って書いて アップしてしまうからだけであり 決してせこい動機が背景にあるかではないことを どうかご理解下さい
それにしても 少なくとも⒉名以上の方に お読み頂けていることがわかり 励みになります
ありがとうございます♬